小学生のサッカーでよくある悩みのひとつが、
「うちの子、やる気がないんです…」
というものです。
一生懸命やってほしいと思うからこそ、つい子供に強い言葉をかけてしまうこともありますよね。
でも実は、親御さんの声かけが“やる気を下げてしまっている”ケースも少なくありません。
このブログでは、少年団でお父さんコーチをしている経験から
「やる気がない子に絶対NGな声かけ」と「代わりにどう関わればいいのか」をお伝えします。
1.「なんでやらないの?」
一見普通の言葉ですが、子どもにとってはかなりプレッシャーです。
この言葉を言われると、
・責められていると感じる
・うまく答えられない
・余計に気持ちを閉ざす
結果として、さらにやる気を失ってしまいます。
子供がやらない理由は、大人にはわからない些細なことが原因のことが多くあります。
・自信がない
・どうやったらいいかわからない
そのように子供が思っている時に、「なんでやらないの?」と親御さんから言われたら、さらにできなくなってしまいますよね。
2.「やる気ないならやめれば?」
これは一番やってしまいがちで、かつダメージが大きい言葉です。
子どもは、
・やめたいわけじゃない
・でもどうしていいかわからない
という状態のことが多いです。
そこでこの言葉をかけられると、「自分はダメなんだ」と感じてしまいます。
これは恥ずかしながら我が家でも子供に言ってしまったことがあります。
自分もお父さんコーチを始めたばかりの頃に、家でサッカーの練習をせずに、ゲームばっかりしている子供に言ってしまいました。
あとで色々勉強して、ダメなことだったとわかり反省しました。
子供はまだ未熟で、自分から行動を起こせない場合があります。
ゲームやYouTubeを自分で辞めることができないことがあります。
我が家ではルール作りをして、行動を改善できるようにしてみました。
3.「ちゃんとやりなさい」
抽象的すぎて、子どもには伝わりません。
・何をどうすればいいのか分からない
・結局動けない
行動が具体化されていないので意味がないんです。
例えば、試合で子供がボールを追いかけるのを諦めてしまった場合、「ちゃんとやりなさい」と伝えても、子供は何が悪くて怒られているのかわかりません。
「最後まで諦めないで、一生懸命走ろう」
具体的な行動を伝えないと子供には伝わりません。
4.「〇〇君はできているのに」
他の子と比べる言葉は、自信を一気に下げます。
・自分はできない子なんだ
・どうせやっても無理
こう感じてしまい、挑戦する気持ちがなくなります。
誰かと比べても結局自分より上が存在します。
子供の成長スピードも人それぞれです。
他人とは比較せず、子供自身の成長を促しましょう。
5.「前も言ったよね?」
この言葉は、子どもにとって“否定の積み重ね”になります。
・また怒られる
・どうせ自分はできない
行動する前から諦めるようになります。
子供がプレーで行動に移せないのには、子供なりの原因があります。
「〇〇に挑戦するのは難しい?」、「〇〇をするのは大変?」など挑戦できない原因を探ってあげましょう。
なぜNGなのか?
共通しているのはこれです。
「否定」や「プレッシャー」になっている
やる気がない子は、
・自信がない
・失敗が怖い
・どうすればいいかわからない
こういった状態にあることが多いです。
そこにさらにプレッシャーをかけると、逆効果になってしまいます。
大人の場合は、やる気があるかないかはすぐに判別できますが、
子供の場合は、やる気はあるけど、うまく表現できなかったり、どうすればいいかわからず動きが悪かったりします。
やる気がないわけじゃないのに怒られるとさらに自信がなくなって動けなくなります。
じゃあどう声掛ければいい?
① 行動を具体的に伝える
×「ちゃんとやりなさい」
◯「次はボールに1回触ってみよう」
小さく具体的に行動を子供に伝えてみましょう。
ポイントは小さく具体的なことです。
② 結果ではなく過程を見る
×「点取れなかったね」
◯「さっき自分から走ったの良かったね」
結果ではなく過程を見て、行動を褒めてあげましょう。
大人だって仕事などを頑張っても結果が出ないことがありますよね。
子供も一緒で、子供なりに一生懸命にやっているけど、結果が出ないことがあります。
結果だけではなく、行動を褒めてあげると、見てもらえているという気持ちになります。
③ 気持ちを聞く
「今日はどうだった?」
「何が難しかった?」
答えを求めすぎないのがポイントです。
コーチをしている中で、
「やる気がない」と思われていた子が、
親の声かけが変わっただけで大きく変わる場面を何度も見てきました。
特別なことをしたわけではありません。
ただ、
・責めない
・認める
・待つ
これだけです。
子供なりに考えていることがあります。
ぜひ子供の声を聞いてあげましょう。
まとめ
やる気がない子に対しては、
・責める
・比べる
・抽象的に指示する
これらの声かけは逆効果になります。
大切なのは、
「安心して動ける環境」を作ること
その第一歩が、親の声かけです。
少しずつでも変えていくことで、子どもの行動は確実に変わっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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