
3月に家族で3泊4日の大阪旅行に行ってきました。
そのうちの1日、家族に無理を言って選抜大会を見るために甲子園に行くことを許してもらいました。
小さいころからテレビで見ていて、自分の夢でもある甲子園球場で高校野球を見れたことは非常に有意義な時間となりました。
家族には(特に妻には)家族旅行中に甲子園を見に行かせてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。(笑)
そこで今回は、選抜大会に出場した中で夏の甲子園大会の注目校を3校紹介します。
まだまだ夏に向けて気が早い気もしますが、春から夏の大会は意外とすぐにくるものなので、ぜひ夏の甲子園大会に向けて参考にしてみてください。
1.横浜高校
2025年の選抜大会は横浜高校が智辯和歌山を相手に11対4で勝ち、19年ぶり4度目の優勝を果たしました。
選抜大会の横浜高校を見て、投打の完成度にとても驚きました。
選抜大会では右の2年生織田投手が先発し、左の3年生奥村頼人投手がリリーフで登板するという盤石なリレーが多かったです。
打撃陣も2年生からキャプテンだった3番センター阿部葉太選手を中心に切れ目のない打線で、決勝の智辯和歌山戦では13安打11得点の攻撃力を見せました。
横浜高校は昨秋に行われた明治神宮大会でも優勝しており、世代最強の呼び声が高いです。
横浜高校といえば、1998年に松坂大輔率いるチームが44連勝という公式戦連勝記録がありますが、今年のチームはこの時のチームに匹敵する強豪横浜を感じさせます。
個人的には松坂投手率いるチームが達成した公式戦44連勝という記録をこのチームは抜きそうな気がします。
選抜では他を寄せ付けませんでしたが、競合ひしめく神奈川を夏もしっかり勝ち上がってくることを期待しています。
2.健大高崎
健大高崎は選抜大会で優勝した横浜高校に準決勝で1-5で敗れはしましたが、石垣、下重両投手の好投で、チームをベスト4に導きました。
健大高崎といえば、「機動破壊」という機動力を駆使したチームカラーが有名でしたが、今年のチームは出場している選手と控えの選手の実力差が少なく、”低く間を抜く打球”が徹底できているのが持ち味です。
昨秋までのエース佐藤龍月投手が2024年にトミージョン手術を行っており、佐藤投手不在の選抜大会でした。
さらにストレート最速158キロの右腕石垣元気投手が大会前に左脇腹を痛め、万事休すかと思いきや、下重投手の好投で選抜ベスト4まで上り詰めることができました。
昨秋エースの佐藤投手は順調にいけば夏の大会までには復帰できる可能性があり、選抜大会では本調子ではなかったなかで選抜最高球速をマークした石垣投手、そして選抜大会でその名を全国区にした下重投手、さらに制球力のある山田投手率いる最強の投手陣で、健大高崎は夏の大会で上位に来る可能性が高いと感じます。
夏にはまた横浜高校との好ゲームを期待したいと思います。
個人的には石垣投手、下重投手、山田投手の北海道出身の3人の投手陣を勝手に応援しています。(笑)
3.東洋大姫路
最後に紹介するのが東洋大姫路です。
履正社を長年率いていた岡田龍生監督が2022年に母校の東洋大姫路の監督に就任し、名門を復活させました。
エースの阪下投手は1年秋からエースナンバーを背負っていて、最速147キロのストレートと多彩な変化球で打者を翻弄する頭脳派のピッチャーです。
選抜大会では初戦の壱岐高校戦の前日に肘の張りがある中での強行出場でしたが、ケガの影響もあり、不本意な選抜大会となってしまいました。
打者では選抜で1番を打った渡辺拓雲が注目選手。
1年秋から不動の一番打者で、ミート力が高い選手です。
2024年の明治神宮大会では横浜高校に準決勝で1-3で敗退、選抜大会ではエース阪下投手のコンディション不良もあり、2回戦で広島商業に敗れてしまいましたが、投打にバランスのあるチームなので、夏の大会では甲子園上位進出を果たし、本当の意味で名門復活を期待したいと思います。
まとめ
選抜大会を見に行くことが出来るとあって、今年の選抜大会はいつも以上に熱心に観戦しました。
なのでより一層、夏の甲子園大会に向けて各チームが選抜大会からどれだけ成長したかを見るのが楽しみです。
もちろん、選抜出場がかなわなかったチームの好ゲームも大いに楽しみです。
個人的に注目選手も多数いた大会だったので、選抜大会の注目選手の紹介も後日ブログにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
夏の甲子園大会に向けて、各予選の結果も楽しみにしていきましょう。
nao
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